◉ ワクチンはファイザー・モデルナ・ノババックス
・12才~17才:ファイザーのみ接種可能。
・18才以上 :ファイザー、モデルナまたは
ノババックスから選択。交互接種が可能。
⇒ノババックスはこちら
【3回目接種】 ※12才以上の方が対象です
【4回目接種】 ※18才以上で下記に該当する方
1.60才以上の方
2.18才~59才で①・②の方
①基礎疾患を有する方
②重症化リスクが高いと医師が認める方
<4回目接種の留意事項>
4回目接種はファイザー製またはモデルナ製です
・ノババックスは4回目接種の適用ではありません
医療従事者などはモデルナ製をご検討ください
・ファイザー製が残り少ないためです
対象者でない方は、4回目接種はできません
・対象でない方も、接種券等は保管して下さい
⇒4回目接種対象者はこちら
■接種予約:受付中
窓口、専用電話:090-8755-5001 (午前中)
WEB:https://cov.inet489.jp/nkn5000cv/
<WEB予約のポイント>
・WEB予約には内科の診察券番号が使用できます
・小児科の診察券をお持ちの方は、予約システムの「診察券番号の無い方」で予約して下さい
■接種回数:1回(無料)
■予約枠数:予約状況に合わせて随時更新します
■接種当日:①接種券一体型予診票 ②予防接種済証 ③身分証(健康保険証等)をご持参ください
※接種後15分間、院内で経過観察させて頂きます
【①~⑤:1つでも当てはまれば接種対象です】
※医療従事者なども接種対象者となります
◉ 3回目の追加接種に使用できます(18才以上)
(1・2回目接種ワクチンの種類は問いません)
※4回目接種には使用できません
■ワクチンの特徴
・ファイザー・モデルナに比べて副反応が弱い.
・長期使用実績のある不活化ワクチンの一種.
■対象年齢
・初回接種(1・2回目):12才以上
・3回目接種 :18才以上
■接種対象
・1・2回目、3回目接種券をお持ちの方
・ファイザー・モデルナ等でアレルギーを起こしたことのない方
■予約方法
<初回接種 1・2回目>
窓口、専用電話:090-8755-5001 (午前中)
<3回目接種>
WEB: https://cov.inet489.jp/nkn5000cv/
■接種方法
・初回接種:1回目接種後、3週間の間隔を空けて2回接種です
・3回目接種:初回接種後、6ヶ月の間隔を空けて接種可能です
体質を改善!アレルギー症状の新しい治療法
舌下免疫療法はアレルギーの原因物質を少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく根本治療です。
舌下免疫療法の効果
スギ花粉症とダニのアレルギー症状を根本的に治すことができる唯一の治療法です。約80%の方に効果が期待できます。(1~2年で効果を確認し、効果があれば3~5年間の治療を勧めています。)
また、他の花粉・ハウスダスト・果物などの新規アレルゲンの予防効果、さらに喘息の発症予防効果があることが知られています。
治療の開始時期
スギ花粉症は5月中旬以降(花粉飛散終了後)から。ダニ通年性アレルギー性鼻炎は1年中いつでも可能です。
対象
当院では小学生から大人の方まで、保険診療で治療を受けられます。
お気軽にご相談ください。
帯状疱疹は、主に小児期に「水ぼうそう」に罹患し、潜伏していた「水ぼうそうのウイルス」の再活性化により発症します。日本では80才までに約3人に1人が発症します。
発症すると皮膚の症状(水ぶくれを伴う赤い発疹)だけでなく、神経にも炎症を起こしピリピリとした強い痛みが現れ、約2割の方は3ヶ月以上痛みが続きます。
目や耳の神経が傷害されると、視力低下・めまい・顔面神経麻痺などの後遺症が残る事があるため、予防がとても大切です。
50才以上の方は、下記の2つの帯状疱疹予防ワクチンのどちらかを接種することができます。それぞれ特徴が違いますので医師にご相談ください。
サブユニットワクチン | 水痘ワクチン | |
ワクチンの種類 | 不活化ワクチン | 生ワクチン |
接種回数 | 2回(2か月間隔) | 1回 |
予防効果 | 97% | 60%程度 |
予防期間 | 10年以上 | 5年程度 |
副反応 | 接種部位の痛み 筋肉痛・倦怠感など |
接種部位の痛み |
料金(税込) | 22,000円 × 2回 | 8,800円 |
ポイント | ・免疫抑制治療の方も可 ・欧米での第1選択 |
・免疫抑制治療の方は不可 |
1. | 目的 | |||
最近の風しんの発生状況等を踏まえ、風しんの感染・まん延防止及び先天性風しん症候群の予防のために、風しん抗体検査によりウイルス抗体の有無を確認し、予防接種が必要である方に対し、ワクチン接種を行います。 | ||||
2. | 対象者 | |||
・大阪市民(住民登録のある方)で以下のいずれかに該当する者。 a.昭和37年4月2日から昭和54年4月1日に生まれた男性 b.妊娠を希望する女性 c.妊娠を希望する女性の配偶者 d.妊婦の配偶者 |
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3. | 自己負担金 | |||
なし |
1. | 風しんとは | |||
風しんとは、風しんウイルスの感染によって起こる急性熱性発疹症です。潜伏期間は2~3週間で、主な症状として、発疹、発熱、リンパ節腫脹が認められます。症状は比較的軽く、約15~30%の人は不顕性感染で終わることが知られています。しかし、まれに血小板減少性紫斑病や脳炎を合併することがあり、軽視できない疾患です。特に、妊娠20週頃までの妊婦が感染すると、胎児も風しんウイルスに感染し、先天性心疾患、白内障、難聴などの先天性風しん症候群の児が生まれることがあります。 | ||||
2. | 対象者 | |||
・大阪市民(住民登録のある方)で以下に該当する者。 ・昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性のうち、 風しんに係る抗体検査を受けた結果、十分な量の風しんの抗体がないと判明した者。 |
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3. | 接種方法 | |||
麻しん風しん混合ワクチン(MR)を接種期間中に1回接種する | ||||
4. | 自己負担額 | |||
なし |
1. | B型肝炎とは | |||
B型肝炎は、B型肝炎ウイルスが血液や体液を介して感染して起きる肝臓の病気で、ワクチンの接種によって防ぐことができます。感染した時期や健康状態によって、一過性の感染に終わるもの(一過性感染)と、ほぼ生涯にわたり感染が継続するもの(持続感染)に大別され、持続感染の多くは出生時または乳幼児期の感染であることが知られています。 | ||||
2. | 対象者 | |||
生後2ヶ月から生後12ヶ月(1歳のお誕生日の前日まで) | ||||
3. | 接種回数 | |||
初回接種より27日以上の間隔をおいて2回目、更に初回接種から139日以上の間隔をおいて1回を接種(合計3回)します。 | ||||
4. | 自己負担額 | |||
なし |
1. | 肺炎球菌ワクチンとは | |||||||||||||||||||
肺炎は日本人の死因の第5位で、65歳以上の肺炎患者の3割が肺炎球菌によるものです。 また、肺炎球菌は肺炎だけでなく、慢性気道感染症、中耳炎、副鼻腔炎、敗血症、髄膜炎などの原因になります。 肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などを予防するワクチンです。 |
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2. | 令和4年度の接種対象者 | |||||||||||||||||||
(1) | 令和4年度(令和4年4月1日から令和5年3月31日までの間)に、65歳・70歳・75歳・80歳・ 85歳・90歳・95歳及び100歳となる方 |
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(2) | 60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方 | |||||||||||||||||||
3. | 接種回数 | |||||||||||||||||||
1回 | ||||||||||||||||||||
4. | 自己負担額 | |||||||||||||||||||
4,300円(ただし生活保護受給者、市民税非課税世帯は無料) *生活保護受給者及び市民税非課税世帯の方は接種当日に確認できる書類をご持参いただくと自己負担が免除になります。[確認書類(例):保護決定通知書、生活保護適用証明書、介護保険料決定通知書(保険料段階が1~4段階に限る)など] |
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5. | その他 | |||||||||||||||||||
すでに肺炎球菌ワクチン(23価肺炎球菌ワクチン)の接種を受けたことがある方は対象外となります。 |
1. | 水痘とは | |||
水痘は「みずぼうそう」といわれ、水痘帯状疱疹ウイルスの初感染による病気です。 感染力が強く5歳までにおよそ8割の子どもが感染するといわれています。 発疹や発熱が主な症状で、健康な子どもの場合は一般に軽く済みますが、中には重症化し入院が必要となったり肺炎や脳炎などの合併症を起こすことがあります。 |
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2. | 対象者 | |||
生後12か月から生後36か月(1歳~3歳のお誕生日の前日まで) | ||||
3. | 接種回数 | |||
3か月以上の間隔をおいて(標準的には6か月~12か月の間隔をおいて)2回接種します。 | ||||
4. | 自己負担額 | |||
なし | ||||
5. | その他 | |||
すでに水痘にかかったことのある方は対象外となります。 また、任意接種としてすでに水痘ワクチンの接種を受けたことのある方は、 接種した回数分の接種を受けたものとみなします。 |
1. | 炭水化物とは | ![]() |
ごはん・パン・麺(うどん・そば)など主食になる穀物、いも、れんこん、 かぼちゃ などです。 炭水化物=糖質+食物繊維 エネルギーになる糖質は食べた後、速やかな血糖上昇につながります。 |
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2. | 炭水化物(糖質)の食べ方 | |
![]() 糖質である炭水化物を3食で均一化
させると血糖値は安定します。 薬物療法のみでは、血糖値は安定せず 高血糖や低血糖をおこします。 |
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3. | 新たな炭水化物(糖質)の配分例 55%、50% の利用法と注意点 | |
みなさんの嗜好や肥満の方への対応には55%、50%を利用することが出来ます。 炭水化物控えめ(55%、50%)の場合には、たんぱく質や脂質の過剰摂取につながるため、腎症や動脈硬化症を持たれている方には適していません。 |
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4. | カーボカウントへの応用 | |
「カーボカウント」とは「炭水化物を数える」ということです。 血糖値を上げるのは、カーボ(炭水化物)であり、カロリーではありません。そこで血糖値を上げるカーボの量を数え、血糖値をコントロールする方法です。 カーボカウントへの応用ができるように、食品交換表には参考資料として食品に含まれている炭水化物の量が記載されています。 「どの食品が炭水化物(糖質)なのか?」を知るだけでも効果は出ます。 ぜひ、栄養士さんと「炭水化物(糖質)のお話」をしてみて下さい。 |
1. | 機能性ディスペプシアとは | ![]() |
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機能性ディスペプシアとは、胃潰瘍などの病気がないのにもかかわらず、胃痛や胃もたれなどの上腹部症状が慢性的に生じる病気です。 | |
日本人の有病率は非常に高く、人口の約10%~20%とされています。 | ||
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この病気と診断されるには、胃カメラを受けて胃潰瘍などの病気がないことの確認が必要となります。 |
2. | バラエティに富む原因と治療 |
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ヘリコバクター・ピロリ感染が上腹部症状の原因となる頻度はそれほど高くありませんが、除菌により胃潰瘍や胃がんなどの発症リスクが低下することなどから、ピロリ菌の除菌治療は推奨されています。 |
除菌後に上腹部症状が消失された方は「ヘリコバクター・ピロリ関連ディスペプシア」と診断されます。 | |
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ヘリコバクター・ピロリに感染されていない方は、「機能性ディスペプシア」として以下の治療を受けることになります。 |
(1) | 胃の運動障害 | ![]() |
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食物は胃の上部に貯蔵され、ゆっくりと運ばれて、胃の下部で撹拌・粉砕されて十二指腸に排出されます。この一連の胃の運動は主に次の2つに分けられます。 | |
①胃の上部は食物を貯蔵するために、食直後に弛緩(し かん)・拡張する。 |
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②胃の下部は食物を排出するために、撹拌・粉砕という 収縮運動を行う。 |
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①の運動障害が起こり胃が膨らまないと「早期飽満感」、②の障害が起こり胃が収縮しないと「胃もたれ」が生じます。これらの症状に対して、新しく保険適用を受けた運動改善薬で治療を受けることができます。 |
(2) | 胃酸の異常 |
胃酸に対する胃・十二指腸粘膜の知覚過敏により「胃の痛み」や「胃のあたりの焼けるような感じ」が生じます。 | |
これらの症状に対しては胃酸を抑える薬で治療を受けることが出来ます。 | |
*胃酸の十二指腸への流入で、(1)の胃の運動障害が起こることがあります。 |
(3) | 心理社会的な原因 |
胃カメラを受け、胃に病気がないことを確認するだけで上腹部症状が消失されることはよくあることです。社会的なストレス、不安や抑うつが原因の場合は抗不安薬や抗うつ薬の投与を受けることができます。 |
(4) | その他 |
内臓知覚過敏、胃形態、遺伝的要因やサルモネラ感染性胃腸炎などが原因のことがあります。 |
1. | 家庭血圧重視 | ![]() |
・
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診察室血圧と家庭血圧の間に診断の差がある場合、家庭血圧による診断が優先されます。 | |
・ | 家庭血圧測定には、上腕カフ血圧計が推奨されます。 | |
・
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家庭血圧は1機会原則2回測定し、その平均値をその機会の血圧値とすることになりました。 | |
・
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朝(起床後1時間以内)、晩(就床前)の測定が推奨されています。 | |
2. | 降圧目標 | |
降圧目標(高血圧治療ガイドライン2014年) |
診察室血圧 | 家庭血圧 | |
若年、中年、 前期高齢者患者 |
140/90mmHg未満 | 135/85mmHg未満 |
後期高齢者患者 | 150/90mmHg未満 (忍容性があれば140/90mmHg未満) |
145/85mmHg(目安) (忍容性があれば135/85mmHg未満) |
糖尿病患者 | 130/80mmHg未満 | 125/75mmHg未満 |
慢性腎臓病患者 (蛋白尿陽性) |
130/80mmHg未満 | 125/75mmHg未満(目安) |
脳血管障害患者 冠動脈疾患患者 |
140/90mmHg未満 | 135/85mmHg未満(目安) |
(1) | 若年・中年の降圧目標の緩和 |
若年・中年の降圧目標が「135/85mmHg未満」から「140/90mmHg未満」 に緩和されました。 | |
(2) | 高齢者を前期と後期に分け、それぞれに降圧目標を設定 |
・ | 高齢者は前期(65~74才)と後期(75才以上)に分けられます。 |
・
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前期高齢者の方は「140/90mmHg未満」が降圧目標ですが、後期高齢者の方は臓器の血流などを考慮し、まずは「150/90mmHg未満」を目指すことになります。 |
(3) | 病気を合併されている患者さんの降圧目標を設定 |
・ | 病気を合併されている患者さんの降圧目標を表に示します。 |
・
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心血管病を発症しやすい糖尿病・蛋白尿陽性の慢性腎臓病の患者さんには、より厳格に「130/80mmHg未満」が降圧目標となります。 |
(4) | 生活習慣の修正が大切 |
初診の方にすぐに薬が投与されるのではなく、1~3か月以内の生活習慣の改善が指導されます。(重度の高血圧の方には直ちに降圧薬治療が始まります。) | |
・ | 減塩:減塩目標は食塩6g/日未満とされています。 |
・
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減量:肥満解消による降圧効果は確立されています。 ( 約4kgの減量で血圧は有意に低下します。) |
(5) | 女性の高血圧 |
新たに、授乳期に投与可能と考えられる降圧薬が示されています。 |
・ | 2019/7/5 |
令和元年7月4日講演会を行いました。 沢山のご参加ありがとうございました。 |
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・ | 2014/1/6 |
電話自動予約の受付時間が変わります(下線部)。 午前診の受付が7:00~11:00 午後診の受付が 11:00~18:30(小児科~18:00) |